Chronotopographics

1970年代初頭、かつて風景写真が主題としてきた自然が人為により変貌し、人工物により置き換えられた姿が、新たなる風景として主題化された。正にその1970年前後に日本において急速に整備された大型施設群は、多くが1990年代に衰退を始め、一部は再生を遂げたものの、一部は営みを止め、解体されることもなく朽ち果て、山河と植物に再び飲まれつつある。そこでは人為を経由した自然が、刻一刻と変化する新たな風景を形成しつつある。

2025年5月、新宿ニコンサロンにて展示